Tag Archives: run

ヨギのためのガーミンウォッチ活用術

lily
女性的なデザインのlily 22,800円(税別)から

ガーミン社より新商品のスマートウォッチlilyが発売されました。デザインも可愛く、サイズや機能もとても女性的な商品です。

ランナーやパドラーにとっては馴染みの深いガーミンウォッチですが、ヨギにとっても使える機能がたくさんリリースされています。活用することでもっとヨガやピラティスが楽しくなったり、自分の健康状態をより深く把握することができます。

かわいいデザインのlilyが発売されたタイミングで、ヨギにとってのガーミンウォッチの活用法を改めてご紹介してみたいと思います。(ランナーやパドラーの方もガーミンウォッチの知らない活用法が紹介されているんじゃないかと思いますので、是非読んでみてください。)

ヨガ・ピラティス

ガーミンウォッチにはヨガやピラティスを記録する機能があります。記録の内容はクラス中に消費したカロリーはもちろんのこと、ポーズごとのストレスレベルや呼吸などが計測されるので、苦手なポーズが一目瞭然。上達の意識付けに活用できます。また、今月は何回クラスに通ったかという記録もアプリ上で管理できるので、継続のモチベーションアップにもつながりそうです。

歩数

ヨギの皆さんにとってヨガは日常的なものかと思いますが、折角ならヨガだけではなく生活の中でも動くことを心がけたいものです。ガーミンウォッチはつけているだけで歩数を自動で計測してくれるので、日頃しっかり歩けているのかどうかをチェックすることができます。

睡眠

睡眠

健康のためには適度な運動、正しい食事に加えて大事なのが良質な睡眠です。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、ガーミンウォッチは睡眠時間にくわえてレム睡眠、ノンレム睡眠も記録されるので長さだけではなく睡眠の質を把握することができます。睡眠の質は、寝る前にアロマや照明の付け方などのちょっとした工夫で改善できることもあるので、しっかりと把握して良質な睡眠が取れるように改善していきたいものです。

ストレス

ヨガや有酸素運動はストレス解消にとても効果的なのでヨギはストレスには強いと思いますが、とくに新型コロナウイルスの影響のあるなか、知らず知らずのうちにいつもより強いストレスを受けているかもしれません。ガーミンウォッチではストレスレベルを可視化することができるので、注意深く観察することでどんなときにどんなストレスがかかっているかを把握できます。ストレスが高くかかっている日には、クラス中にいつもより注意深く自分と向き合うことで、心も体もすっと楽になることでしょう。

心拍数

日頃、心拍数を意識されている方はすくないと思いますが、注目したいのが安静時心拍数です。安静時心拍数とは文字通り安静にしている際の心拍数(/分)ですが、その数値が高ければ高いほど心疾患のリスクが高回ると言われています。ヨガやSUPやランニングなどの有酸素運動は最低心拍数を改善することができるのでしっかりとトレーニングに取り組みたいものです。また、安静時心拍数は睡眠不足だったり疲労がたまっていると高くなる傾向もあります。心拍数を定期的に計測するのは案外難しいものですが、ガーミンウォッチがあればつけているだけで安静時心拍数を計測してくれるのでとても便利です。

ボディバッテリー

ガーミンオリジナルの体の電池残量を計測するボディーバッテリーは、5〜100の数値で表示されます。睡眠や休息を取るとバッテリーは貯まり、運動や1日の活動で消費されます。運動を継続することでスタミナと回復力が養われます。ボディーバッテリーは、運動のしすぎや休息の必要性の目安として活用できそうです。

カロリーと体重

体重

ヨギにとって体重の増減に都度心を動かされることはなるべく避けたいところですが、やっぱり体重は気になるという方は多いと思います。ガーミンウォッチは、時計なので当然ながら体重を計測することはできないのですが、3月にガーミン社より、日本では未発売だった体重計が発売されます。また、ガーミンのアプリは外部アプリと連携することにより食べたもののカロリーを管理する機能があり

  • ガーミンウォッチによる:1日の総消費カロリー
  • 外部アプリによる:1日の総摂取カロリー
  • ガーミンの体重計による:体重

この3つを毎日管理することで、効果的なダイエットを行うことができます。ガーミンウオッチを活用したダイエット術については体重計のリリースに合わせて改めて詳しく記事にしたいと思います。

機能の詳細はガーミンのHPでも紹介されていますので、是非合わせてご覧ください。

機能を活用することで、「今の自分」がどんな状況なのかより客観的に把握し理解を深めることがことができるんじゃないかと思います。

今回ご紹介したlilyの他にもガーミンウォッチは、上記機能に対応した機種がたくさん用意されています。シリーズ数も豊富なので自分にあったものを見つけるのが少し難しいかもしれません。また、機能が多いだけに使い方を覚えるのが少し大変かもしれません。ご購入前のご相談、利用法のご説明も丁寧に対応させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

※ガーミンウォッチはメンバー様以外の方もご購入いただけます。
※なお、SEA DAYSメンバー様は10%引き(税込25,000円を超える商品)でご購入いただけます。

花嫁街道トレイル整備の現状報告と思うこと

これまで3回開催された南房総市さん主催の花嫁街道トレイル整備。ざっと現状報告をさせていただきます。

3回目の今回は花嫁街道から登って第二展望台までの整備が完了しました。第二展望台というと、コース全体の1/5程度になるでしょうか?

1回目は自分は参加できなかったのですが、コース途中の駒返しから整備したとうかがっていますので、途中すでに整備されている箇所もあるかと思いますが、少なくとも全体の3/4は未着手という状況で、開通まではまだまだ時間がかかりそうです。

花嫁街道のコースマップ。現在第二展望台まで整備完了しています。

これまで参加させていただいて思うことが2つほどあって、

一つは、これまでSEA DAYSでビーチクリーンを開催させていただいたこともあるのですが、ビーチクリーンに比べてトレイル の整備の参加者が少ないというこです。

これは色々な原因があるのかと思うのですが、大きな要因として普段そこで活動している方の絶対数が少ないということがあるのではないかと思っています。

このまちで暮らしていると、SUPなどで海で遊ぶことをはじめ、日常的に散歩されていらっしゃったり、休憩してらっしゃりと何らかの接点で海と触れていらっしゃる方は多いのではないかと思います。

一方、里山となると何らかのイベントで登山をしたという方はいらっしゃるかもしれないですが、ほとんどの方はその存在自体を知らなかったり、行ったことがなかったりという状況なのではないかと思います。

もっと里山で遊ぶ人が増えれば保全にもつながっていく。SEA DAYSで担当できる分野なので、ここについては整備活動と並行して、機会をご提供していきたいと思っています。

里山を走るトレイルランニングの楽しさをもっと伝えていくのがSEA DAYSにできることの1つです。

また、もう一つは伝承していくことの大切さです。

今回整備活動をしていて、被害にあったトレイルがきれいに整備されていくこと自体非常に楽しく魅力がある活動だと感じているのですが、それと同じように日頃花嫁街道というトレイルを守っていらっしゃる方と一緒に整備活動をさせていただくことで、花嫁街道が切り開かれた40年前当時の話が聞けたり、整備の中でチェーンソーの使い方を教えていただいたりと、楽しく触れ合いながらいろんなことを教えていただけるのが楽しみの一つになっています。

花嫁街道には「和田浦歩こう会」という組織がおありになったり、地域の行政区の方々が積極的に整備活度にご参加になられたりとうい状況ではあるのですが、それでも年代的な隔たりがあるように思われ、若い方の参加が非常に少ないです。

そう考えると今回は整備できたとしても、5年後、10年後にまた同じような被害があったら(あって欲しくないと心から願いますが)このトレイルは無くなってしまうのではないかという危機感を持ってしまします。

写真は、皆勤賞のメンバー井上さん。この日はついにチェーンソーデビュー。

そんな中、日頃このトレイルを使わせていただいている自分たちが、色々なことを教えてもらい、今度何かあった際にはそれを復興していく担い手になっていくという流れができていれば、次の世代に、魅力的な里山トレイルをつないでいくことができるのではないかと感じます。

花農家の飯田さん。ご自分のハウスもまだ復旧がままならないなか、活動にご参加いただき、チェンソーの使い方を教えてくださいました。

伝承といっても難しいことではなく、上記のように現在の担い手の方との接点させあれば楽しく触れ合いながら自然に歴史や技術を教えていただけるんじゃないかと思います。

魅力的な地域の海や里山でいつまでも遊んでいたいですね。引き続き、SEA DAYSとしてできることを考え、取り組んでいければと思います。

第4回の花嫁街道トレイル整備のご参加はこちらから!
https://club.seadays.jp/member/#353898

SEA DAYSオリジナルTシャツ for スポーツ を販売開始しました!

できることからコツコツと。今年取り組んでいきたい環境への取り組みの一環として、SEA DAYSオリジナルTシャツ for スポーツをリリースさせていただきました!

ランにもSUPにも使えるSEA DAYS公式スポーツTシャツ。

昨年までは、若潮マラソンに向けて毎年デザインを変更していたのですが、今年のデザインを公式Tシャツとさせていただき、今後はデザインを変えることなく買い替えの必要をなくし環境負荷を低くしたいと思っています。

生地はポリエステル100%なので、ランニングはもちろんんこと、SUPでも使えるので若潮マラソンをはじめ、北条海岸CUPなどSEA DAYSのクラブメンバーとしてレースやイベントに参加される際には、こちらのTシャツを着用いただけますと嬉しいです。

なお、5周年記念としてリリースさせていただいていた同デザインのオーガニックコットンの Tシャツについても、ヨガや普段着として使っていただけるよう販売を継続していくことにしました。

写真の左が、オーガニックコットンのSEA DAYSオリジナルTシャツ for カジュアル。右が、SEA DAYSオリジナルTシャツ for スポーツです。

デザインは同じですが、生地がオーガニックコットンの forカジュアルはヨガや普段着向け。生地がポリエステルの forスポーツはランニングやSUP向けという使い分けをしていただけるとよいかと思います。

女性スタッフがSサイズを着用するとこんな感じのサイズ感です。試着も更衣室を使って行っていただけますので、お気軽に着用ください。

若潮マラソンも北条海岸CUPも、今年も来年からもこちらのTシャツをクラブとしては公式Tシャツとさせていただきますので、是非みんなで着用してレースやイベントに臨みましょう!

環境への取り組みについては、これからもできることを一つずつやっていきたいと思います。

SEA DAYSオリジナルTシャツ for カジュアル、SEA DAYSオリジナルTシャツ for スポーツ ともに2,600円(税別)で販売中です。

2020年にSEA DAYSとして取り組んでいきたいこと

ご挨拶が遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。

今年も、北条海岸でヨガ、SUP、ランニングを楽しんで、カフェにたくさんの笑顔が集まる1年にできればと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

昨年は地域が大きな台風被害にも遭遇し、いろんなことを考えさせられる1年となりました。そういったことも踏まえて2020年SEA DAYSとして取り組んでいきたいことを書かせていただきたいと思います。

度々記載させていただいているのですが、SEA DAYSでは事業ミッションとして

「海や自然の中で遊ぶことを通じて、「ひと」と「まち」を元気にしていく
そして、いつまでも遊ばせてもらえるように海や自然を守っていく」

を掲げさせていただいています。

事業開始前の懐かしい資料。ミッションは変わりませんが、サービス内容はこの5年でブラッシュアップされました。

自然が豊かに残るこの地域で、その豊かなフィールドを使って遊ぶの方が増えることで魅力的なまちを実現していきたといった内容になるのですが、事業開始からの5年を通して、試行錯誤をしながら自分たちの提供すべきサービススタイルも確立できてきていると感じています。

なので、前半の「海や自然の中で遊ぶことを通じて、「ひと」と「まち」を元気にしていく」という部分については、手応えを感じつつあるのですが(といいつつ、北条海岸をSUPで遊ぶ人でいっぱいにするには、まだまだやらなければいけないことは多いです。)

一方でミッション後半部分の

「いつまでも遊ばせてもらえるように海や自然を守っていく」

については、これまでもビーチクリーンなどに取り組んできましたが、正直なところその他の具体的なアクションは実行できていません。

そんな中での昨年の台風。

今も、屋根からはブルーシートがなくならず、観光や農業、漁業などにも大きな影響が残り、地元のご高齢の方が口をそろえておっしゃるように、数十年なかった上陸ルートで、かつてない規模の台風がこのまちを襲う事態となりました。

今回の台風は様々な要因が重なって発生したものだとは思いますが、それでも近年の環境問題に端を発する、気候変動の影響があるような気がしてなりません。

大変利己的ではありますが、このままだといつも遊ばせてもらっている北条海岸をはじめとした、地域の自然が脅かされ楽しく遊べなくなるんじゃないかという危機感を持っています。

対峙する問題があまりにも大きいので、SEA DAYSが何かに取り組むことで、何かが変わっていくということではないかと思ってはいるのですが、それでも今できることをひとつひとつ取り組むこと、そしてなりより環境意識をもって暮すことが大きな変化のきっかけになっていくとも考えています。

今年こそは、「いつまでも遊ばせてもらえるように海や自然を守っていく」というミッションの後半部分について、具体的なアクションを行なっていく年にしたいと思っています。

具体的なアクションとして、近々で予定していることとしては、

カフェでの取り組み

  • カフェで提供しているアイス用のプラスチックカップをガラス容器に変更する←実施済み
  • 同じくホットの紙容器を陶器に変更する←1月に実現予定
  • ストローを自然素材のものに変更する←選定中
  • 買い出しには、エコバックを利用する
    ※テイクアウト容器は現状のままとなるため、引き続き要検討

ライフスタイルスポーツ(ヨガ、SUP、ランニング)を通じた取り組み

  • 環境負荷が低くリサイクルができるヨガマットの取り扱い開始←1月中に取り扱い開始予定
  • 定期的なビーチクリーンの開催←企画中
  • 環境意識の高いメーカーのSUPボードを優先に取り扱い、推奨していく
  • トレイルの整備活動と整備状況の紹介←実施中
  • 毎シーズン新しいものを制作していたクラブのランニングTシャツを固定デザインにして買い替えの必要をなくす←1月17日にリリース予定

といったことを実行していきます。

とても十分とは言えない内容ですが、学びながら、できることをひとつひとつ実行していきたいと思っています。

また、被災以来SEA DAYSとしてもビーチクリーンやトレイルの整備に携わっていますが、日頃海でSUPをしているから、里山でトレランをしているからという理由でたくさんの方にご参加いただいています。

このまちで海で遊ぶ人、里山で遊ぶ人が増えることが環境意識の向上にもつながっていく。そういう意味でもこれまで以上に、海で遊ぶ人、里山で遊ぶ人を増やしていける1年にしていければと考えています。

2020年、今年もSEA DAYSは環境への配慮という新たな視点も盛り込みながら、北条海岸でヨガ、SUP、ランニングを楽しんで、カフェにたくさんの笑顔が集まる1年にできればと思います。引き続きご愛顧のほどどうぞよろしくお願いいたします。

【がんばろう館山】チャリティーランニング 結果発表

SEA DAYSでは水曜no夜ランと題して、毎週水曜日夜にメンバーさまやスタッフが集まりグループランニング(みんなで集まってスタート、その後距離・ペース自由の楽しく走る会)を実施していましたが、台風15号の被災を受けて、夜ランをチャリティーランニングにしていました。

チャリティーランニングのルールは、

  • 参加者が1km走るごとにSEA DAYSより50円を被災支援金として館山市に寄付
  • 走行距離1,000kmを目指す
  • 通常メンバーさまのみが参加可能なグループランニングですが、期間中は一般の方の参加も可
  • 実施期間は9/18から11/27

でした。最終日としていた11/27が雨で中止となったため、翌水曜日の12/4までの開催となりましたが、11回の開催期間中延121人のランナーにご参加いただき、合計距離は目標の1,000kmを超えてなんと合計1,040kmを走っていただきました!

1,000kmといえば館山からどのぐらいまでの距離だと思いますか?自分は距離感がよく分からなくて大阪ぐらいまでかなと思ってgoogleマップで検索してみましたが、大阪なんて中間地点。なんと本州の端。山口県まで到着してしまいます。

夜の時間だと家事が忙しくて通常だと参加できないはずなのに無理やり時間を作って参加してくださる方がいたり、距離を稼ぐために家からSEA DAYSまでを往復してきてくださる方がいたり(水曜no夜ランと絡めて走る距離はすべて換算するというルールでした)、毎週のようにハーフマラソン(21km)の距離を走っていただいた方がいたりと、皆さまにランニングが復興につながればという強い思いを込めて企画に参加していただきました。

そして本州の端山口までたどり着く1,000kmという長い道のりの達成!!!ご参加の皆さまありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

目標を上回った40km分も含めた1040km×50円=52,000円を本日館山市に被災支援納税としてしっかり納付させていただきました。

力を合わせることで1000kmもの道のりが走れます。

まだまだ、復興途中ではありますがきっと乗り越えていけるはずです。SEA DAYSでは、これからもランニングやヨガやSUPを通じてまちを盛り上げていければと思っています。

なお、期間限定で一般の方も参加OKとさせていただいていた水曜no夜ランですが、今後も引き続きカフェ利用もしくはロッカー・シャワー利用をしていただいたお客様はご参加いただけるというルールにさせていただこうと思います。

若潮マラソンも近づいていますので、ぜひ水曜の18:15分に集まって一緒に走りましょう!
長い道のりも一歩ずつ進めばかならずゴールにたどり着く。がんばろう館山!!

水曜no夜ランのご参加はこちらから→https://club.seadays.jp/member/?program_category_id=6

【復興! 海のまちトレイル南房総】高宕山周辺の確認


【復興! 海のまちトレイル南房総とは】
SEA DAYSでは、台風15号の影響で壊滅的な影響を受けている南房総の里山トレイルの復旧情報を積極的に配信させていただきたいと思っています。

一日も早いトレイルの復旧を願うとともに、復旧されたトレイルが登山、トレッキング、トレイルランニングなどで賑わい永続意的に保全され復興につながっていくことを願っています。


 

ヤマップに高宕山を周回したログがあがっていたので、早速確認してきました。

結果としては、

  • かなり危険な箇所もあり、周回するのは危険
  • ただし、林道から石射太郎→高宕観音のお堂までは、整備が終わっていて問題なく歩けます

といった状況でした。410号沿いの駐車場からトレイルに入って、八良塚に向かいルートを取ったのですが、八良塚に向かうルートと高宕山に向かうルートの分岐までの道がかなり崩落していました。

また、

八良塚と高宕山の分岐では大きなマテバシイの木が根から倒れていて、八良塚のルートを塞いでいました。掻い潜り先には進んでみたものの、

こういった根こそぎ倒れていたり、崩落していたりする箇所が何箇所もありかなり危険です。ナビがなければルートを確認できないような箇所も複数ありました。

なんとか林道まで降りて、石射太郎口を目指すも林道も土砂崩れでかなりの荒れ具合でした。

一方、石射太郎口から高宕観音までは綺麗に整備が終わっていて、携われた皆様は心から感謝です。

ただし、整備されているのは、高宕観音まででそれ以後は前半と同じようにかなり荒れた状況です。(今回は高宕観音から高宕山に向けたルートだったので、大滝コースは確認できていません)

特に写真ではわかりづらいかもしれませんが、周回ゴール間際にルートが完全に崩落していてロープを伝って迂回する場所がありますが、ここはかなり急斜面で下が崖になっていてかなり危険でした。(ロープがはられていることには心から感謝です。)

一部、整備が進んでいる高宕山ですがまだまだ完全復旧には程遠い状況でした。

【復興! 海のまちトレイル南房総】経塚山の復旧状況


【復興! 海のまちトレイル南房総とは】
SEA DAYSでは、台風15号の影響で壊滅的な影響を受けている南房総の里山トレイルの復旧情報を積極的に配信させていただきたいと思っています。

一日も早いトレイルの復旧を願うとともに、復旧されたトレイルが登山、トレッキング、トレイルランニングなどで賑わい永続意的に保全され復興につながっていくことを願っています。


経塚山に登れるという情報があったので、早速確認してきましたが、かなり整備がされるとともに、テープも丁寧に結んでくださっていて楽しめる状況まで回復していました。

こんな風に大きな倒木はすでに、伐採されています。作業をしてくださった皆様に心より感謝です。

今回は、石堂原より入山して(駐車場がないので、送迎してもらいました)犬切に降りてピストンで戻ってくるコースでしたが、石堂側から登って経塚山山頂付近のルートが倒木が激しくややわかりづらいところもありましたが、こちらもピンクのテープが丁寧に巻かれていますので、冷静に周りを確認すればロストするようなことはないかと思います。

関係者の皆様は、大変苦労されていいらっしゃるかと思いますがこのように整備が進むことがとても嬉しいです。私たちも、できることを積極的にお手伝いしていきたいと思います。

【がんばろう館山】水曜no夜ランの様子

昨日水曜日は、一般開放後初めての【がんばろう館山】水曜no夜ランを開始しました。

先週は、プレ開催としてメンバーさまのみ参加で当日企画して急遽の実施でしたが、今週からメンバーさま以外の参加も可とさせていただき正式にスタート。

なんと、14名のランナーに集まっていただきました。なかにはお仕事や家事の予定を調整し参加してくださる方もいらっしゃり、みなさんの走ることが復興につながればという思いがとても伝わる初回となりました。

 

そして、そんな参加者のモチベーションがさらに上がるおにぎりの差し入れもいただきました。三陸でのボランティアをきっかけに、三陸から支援物資として送っていただいたお米を浜田のみなさんが握ってくださったというおにぎりで、SEA DAYS社長の八代がボランティアセンターを立ち上げていることもありそのご縁で、チャリティーランニングの方にも差し入れを持ってきてくださいました。(Sさん、ありがとうございました!)

おにぎりのパワーも得て、今回の合計走行距離はなんと124km!!124kmというのは、SEA DAYSからアクアラインを使えば東京都庁まで行ってお釣りがもらえる距離です。最長はメンバーNさんの17kmでしたが、参加の皆さん、走った距離が寄付に繋がるということで、いつもより長い距離を走られました。

先週のプレ開催も合わせてはやくも168km。目標の1000kmまではまだまだ距離がありますが、かなりハードルが高いかと思っていた1000kmもこの調子だと達成も夢ではなさそうです。

がんばれ館山!!!11月27日までSEA DAYSは走って館山を応援します!
どなたでも参加できますので、ぜひ一緒に走りましょう。

ご参加はこちらから
https://club.seadays.jp/member/?program_category_id=6

斑尾高原トレイルランニングレース(ショートコース)攻略法

こんにちは。スタッフ小割です。

SEA DAYS 5周年企画、斑尾高原トレイルランニングレースクラブ参加。いよいよ、あと1ヶ月を切りました。

今回は、先日の試走の結果を踏まえて、斑尾高原トレイルランニングレース(ショートコース)の完走を目指した各区間の攻略法をまとめてみました。

 

ショートコースの完走を目指そう!!

斑尾のトレイルは本当に気持ちよくて、心から楽しめるのですが、制限時間に関してはかなりタイトに設定されているように思います。

特に、初めてトレイルランニングのレースに参加する方など、いくつかポイントを知っておくだけでも完走の可能性がぐっと高まるんじゃないかと思いますので参考にしてみてください。

(以下、完走を目指した話になりますが、斑尾を走るなら完走することだけにとらわれすぎず、ブナに囲まれた高原の清々しいトレイルを、一歩一歩踏みしめるように楽しむことが一番大事だと思います。完走は、楽しみを少しでも長くするために目指すもの。またたくさん楽しんだ結果だと思いますので、どうぞ気負いなく、レースを楽しんでください!)

 

全体のペース

ショートコースの制限時間は5時間となっています。それぞれの区間の難易度や後半の疲れなどを考慮して、前半は少し攻めて、後半にゆとりを持たす。そして、なるべくペースにゆとりを持たすために、若干エイドでの休憩はタイトにという戦略を立ててみました。(最後に、各区間のペースを記載した行程表を掲載しているのでご参考ください。)

そして、ズバリ一つ斑尾の完走のポイントをあげるとするなら

下りを制するものは、斑尾(ショートコース)の完走を制する!!

です。こちらを踏まえて、各区間の攻略ポイントをもう少し詳しくみていければと思います。

 

スタートから3Aの攻略法(1/5区間)

区間目標ペース:10:30/km

一部トレイルも含まれますが、基本的にはひたすらゲレンデを走る4.8kmの区間

 

試走の際に数カ所道迷いしたので、表の距離が2kmほど長くなっています。ご留意ください。

  • スタート直後、スキー場のゲレンデを登るので、高低表を見てわかるように急勾配になります
  • ウォームアップをかねて徐々にペースをあげていきたいところですが、後半のゆとりを作るためにも、ここはフレッシュさを活かして攻めていきましょう

 

  • 区間の最後はゲレンデをリズムよく下って、登りでロスした時間を取り戻していきます
  • ここで上手に下れないと、足がガクガクになっていきます
  • 斑尾の完走を目指すのに、下りが重要だと思うのはトレイルが初めての方にとっては、登りでスピードを出すことは難しいと思うので、下りでペースを整えていく必要があります
  • ただ、上手に下ることができないと膝を中心に負荷が高くなり、逆に下りでペースを落とすようなことも発生します
  • 下りに慣れておいて上手になっておけば、完走の可能性がぐっと高くなるんじゃないでしょうか

エイドの過ごし方

  • 3Aのエイドとなっているバンフでの休憩はペースにゆとりを持たすため3分に設定しました
  • トイレなどは効率よくすませましょう(施設のトイレが解放されるので、比較的スムーズにトイレが使えます)
  • また、自動販売機が設置されているので、ここでジュースなどを購入することも可能です(もちろんエイドにも水分は用意されています)

 

3Aから4Aの攻略法(2/5区間)

区間目標ペース:10:30/km

気持ちよく走れる斑尾クオリティーのトレイルが続く6.2kmのトレイル(全体2番目の長さ)

 

  • 3Aの会場となっているバンフからしばらくは下り基調なのでここは気持ちよく走りましょう
  • 一箇所急坂を登ることになりますが、登り切るとすぐまた下りになるので、焦らず歩いて攻略しましょう

 

  • 3kmぐらい進んだところから登り基調に転じるので、早歩きを交えながら踏ん張ります
  • 全体的に細かいアップダウンを繰り返すので、緩やかな登りは下りの勢いを使ってリズムよくかけあがり時間を短縮することがこの区間のポイントになってきます
  • 最後、4Aの赤池まではぐっと下るので、リズムよく走り切ります

エイドの過ごし方

  • 4Aの赤池でも、走るペースにゆとりを持たせるために3分間の休憩です
  • ここまで10kmを走ってきているので、このエイドでしっかりエネルギーを補給しておくといいと思います

 

4Aから第1関門の攻略法(3/5区間)

区間目標ペース:11:30/km

3.3kmの短い区間にピークが2つ出現する、短いけど一番難易度の高い区間

 

  • 距離は短く全体的には下っていく区間になりますが、急な登りを2つ超える必要があるため、全体的に一番難易度が高い区間だと思います
  • 登りは歩きますが、これまでどおり下りでリズムよく走ることが攻略のキーポイント
  • 登りは歩くことや、距離が短いので難易度は高いものの疲労度は低い区間となるので、後半を見越してこの区間を攻めすぎないことを意識し、毛無山登頂に向けてしっかりリフレッシュしましょう

エイドの過ごし方

  • 毛無山の登りを控えることになるので、第1関門では5分間の休憩を行います
  • ここで工程の半分を超えるので、リフレッシュした気持ちで後半に望むためにも、ストレッチをしたり、マッサージをしてすごすといいと思います

 

第1関門から5Aの攻略法(4/5区間)

区間目標ペース:11:00/km

毛無山 登頂を含む登って下る4.8kmの区間

 

  • 毛無山までの登頂は基本は歩きます
  • この登りが一番の踏ん張りどころです
  • きつくて誰かに話しかけたくなったり、だいたいみんな歩いているので、他の参加者とコミュニケーションが生まれやすい区間だと思います
  • 誰かと話をしながら登ることで、きつさを少し忘れることができるので、積極的にコミュニケーションをとるとよいと思います

 

  • 毛無山の登りに注目が集まりますが、登りは歩くことになるので頑張るしかないのですが、実はそのあとの下りが非常に重要になってくるポイントです
  • 登りのペースを取りもどすために下りはリズムよく走らないといけないですが、結構な斜度を下っていくので、上手に下れないと下りの中盤からは膝がガクガクになってきます
  • ペースをあげすぎても、あげなすぎてもダメで、この塩梅が非常に難しいです
  • どれだけ攻めても大丈夫なのか、感覚をしっかり掴んでおくことがとても重要で、下りの練習は特に重点的に取り組んでおくべきかと思います
  • また、足がガクガクになって、この区間の下りを歩くことになると時間内の完走が難しくなってくると思われます

 

  • また、下り終わってからも細かなアップダウンが続くトレイルが続きますので、登り下りで足を使い果たすことなく余力を残しておく必要もあります
  • 完走できるかどうか、毛無山からの5Aまでの下りが勝負所です

エイドの過ごし方

  • 5Aでは毛無山登り下りの疲労を回復し、最終区間(そして最長区間)を走り切るために7分間のしっかりした休憩をとります
  • 第1関門と同じくストレッチ、マッサージをするとともにしっかりエネルギー補給をしましょう

 

5Aからゴールの攻略方(5/5区間)

区間目標ペース:11:00/km

斑尾トレイルの魅力が詰まった最後にして最長の6.9kmの区間

 

  • この区間は全体的に走れるトレイルなのですが、ここまで20km近くを走ってきているので、疲労が溜まっていて足が思うように動かないと思います
  • 5Aを出発して直後の希望湖(のぞみこ)周辺のトレイルから始まり、斑尾の中でもひときわ気持ちよいトレイルが続くので、その気持ち良さに身を任せて走れると力が湧いてくるはずです

 

  • 3kmほどすると登りがきつくなってきます
  • 足が言うことを聞かなくなってきていると思いますが、つらいことにとらわれすぎず、ゴールテープを切る栄光の瞬間をイメージしながら最後の力を振り絞ります
  • この区間でカフェインが含まれたジェルを投入すると、元気がでてくるのでカフェイン入りのジェルを2つほど準備しておくと効果的かもしれません

 

  • トレイルが終わり最後スタート周辺の斑尾リゾートにでてきますが、まだほっとはできません
  • ここからのゲレンデ急降下、急登が地味に辛いのですが、もうゴールは間近 最後の力を振り絞って最高の笑顔でゴールを目指しましょう!!

 

以上斑尾高原トレイルランニングレース(ショートコース)のコース攻略でした。

攻略法をまとめさせていただきましたが、冒頭にもあげさせていただいたように、完走はあくまで結果であって、斑尾の極上のトレイルを一歩一歩踏みしめるように楽しんでもらえればと思っています。

最後に、ちょうど5時間で完走できる、行程表を作成したので参考にしてみてください。(試走のブログでも作成しましたが、精査し直して作り直しました。)

2019斑尾26km - 工程表

斑尾高原トレイルランニングレースの携行品について

こんにちは。スタッフ小割です。

斑尾高原トレイルランニングレースまで1ヶ月と迫ってきましたが、今日は当日の携帯品についてご案内させていただきます。

以下は、基本的にはトレイルランニングのレースが初めてのショートコースにエントリーされた方向けに記載していますが、ロングコースにエントリーされた方もおさらいになるかと思いますので、ぜひご一読ください。

 

携帯品とは?

トレイルランニングのレースでは、大会によって山の中で安全を確保するための必携品が定められています。非常に厳密に検査を受けるレースもあれば、そうでないレースもありますが、山を走る以上、自己責任でしっかり準備をする必要があります。以下には、斑尾高原トレイルランニングレースに向けて準備しておくべきものをまとめてみました。

 

斑尾高原トレイルランニングレースでの必携品

必携品については、ホームページの大会概要・競技規則の注意事項1.2.に記載されています。以下は、引用です。

  • 飲料水、行動食、雨具等、各自必要とする装備品は、各自の判断で持参してください。また、野生生物(熊・蜂など)の生息する地域ですので、熊鈴・ポイズンリムーバー等は必要装備として推奨します。
  • 当日は必ず健康保険証を持参してください。

飲料水、行動食、雨具等は各自の判断でとなっていますが、スピードの早いトップランナーであれば、エイドをあてにして携帯しないという選択肢もあるかと思いますが、スピードの遅い自分たちは必ず持参すべきかと思います。

また、雨具に関しても同様に雨に降られてゆっくりとした行動の中で体温を奪われることを想定すると持っていくべきかと思います。

つまり、必携品としては、

  • 飲料水
  • 行動食
  • 雨具
  • 健康保険証

推奨品としては、

  • 熊鈴
  • ポイズンリムーバー

ということになるかと思います。以下に、それぞれもう少し詳しくご案内させていただきます。

 

まずは、トレランリュックについて

まず最初に、携行品を持ち運ぶためにリュックが必要になります。ポーチなどでも良いかもしれないですが、雨具などを入れることを考えると容量が足りなくなってきます。

将来的に長い距離(50kmを超えるようなレース)のレースに参加することを考えていたり、防寒着など万全を機した荷物を持っていきたいといった方は、積載容量が10L前後のモデルを。30km前後の距離や日頃の練習を中心に、身軽に走りたいという方は積載容量が5L前後のモデルを選択されると良いと思います。

よく選ばれているものの特徴としては、

  • ザック型のものではなく、着ている感覚で身に着けることができるベスト型のもの(揺れにくくて、走行中も快適)
  • 前面にポケットが多く、走りながら行動食やスマホなどにアクセスがしやすいもの(前面にたくさんのポケットがあるもの=必然的にベスト型という選択にもなります)

といった傾向があるように思います。

また、メーカーとしては、サロモン、ノースフェイス、アルティメイトディレクションなどがよく使われるメーカーになるかと思いますが、デザインなどの好みも十分に考慮して選択してください。

こちらは、サロモンのADV SKIN 12 SET。12Lの容量で前面にもポケットがたくさんついていて、快適です。

 

干からびないための、飲料水について

さて、携帯品を入れるバックが決まったら今度は、行動中に必要になる水分です。ショートコースでは、エイドがおおよそ5kmごとに用意されているので、全行程分の水分を携帯する必要はないかと思いますが、最低500ml、できれば1Lほど(ロングの方はエイド間が長いので1.5L、場合によっては2Lあっても良いと思います。)を準備すると良いかと思います。

水分の持ち方は大きくわけて、ハイドレーション、プラスティックボトル、ソフトフラスクに分かれます。

左から、ハイドレーション、プラスティックボトル、ソフトフラスク

ハイドレーション

ハイドレーションはリュックの背面に収納し、肩沿いから前面に通したチューブから水分を補給します。背中に背負うことで重さも感じにくく携帯性に優れたハイドレーションですが、デメリットとしては、水分残量がわからず気付いた時には水切れというケースがあることや、エイドでの水分追加のたびに(エイドステーションでは水が用意されているので、各自ボトルなどに入れさせてもらうことができます)いちいちリュックから取り出さないといけないという煩雑さがあることが挙げられます。

プラスティックボトル

プラスティックボトルは、硬いプラスティックのボトルに水分を入れますが、リュックの前面のポケットに入れたり、そのまま手で持ったりして持ち運びます。プラスティックボトルのデメリットとしては、リュックの前面のポケットに入れる場合、肋骨など胸部に干渉して痛くなってくることがあげられ長距離のランニングの際にストレスになることがあります。

ソフトフラスク

現在、利用者が一番多いと思われるのがソフトフラスクです。柔らかい素材でできているので、プラスティックボトルのように胸部と干渉して痛くなることも少ないですし、残量なども確認できて、エイドでの補充なども簡単です。

チューブがついたソフトフラスク。走行中にストレスなく水分を補給することができます。

また、ソフトフラスクは、飲む際には若干顔をかがめないといけなくなるのですが、給水口にチューブがついたものが販売されいて、こちらを使えばストレスなくランニング中の補給が可能です。

SEA DAYSでも店頭で1包単位で販売しています。お値段は税込140円。

また、何を飲むかについてはそれぞれ好みがあるかと思いますが、水だけだと発汗によるミネラルが不足して、熱中症になる恐れがあったり、飲む量が多い場合、吸収率の悪い水だとお腹にたまってタポタポし始めるので、なるべく吸収が早くてミネラル分を摂取できる、スポーツドリンクがおすすめです。

特に、SEA DAYSの店頭で、ファストウォーターを販売していますが、こちらは通常のスポーツドリンクよりも吸収率が高く、ミネラル成分もバランスが良いのでオススメです。自分も利用していますが、水をとり続けた場合と、ファストウォーターをとり続けた場合では、お腹の水の溜まり方が違うのを体感できるほどです。

 

飲料水まとめ
  • 水分はショートコースの場合、最低500mlできれば1Lを持っていく
  • 水の持ち方はハイドレーション、プラスティックボトル、ソフトフラスクの3種類
  • 基本お手持ちのものを使っていただければと思いますが、新しく買い揃えるならソフトフラスクがおすすめ
  • 水分は、真水ではなくスポーツドリンクを持つ(SEA DAYS店頭で販売している、ファストウォーターがおすすめ)

 

 

行動食について

ジェルの中でも美味しくて人気のあるメダリストのジェル。税込270円。一番左はカフェイン入りのコーヒー味。

トレイルランニングの場合、エネルギーが切れてしまって動けなくなっても原則は自力で下山することになりますので、エネルギー源となる行動食は必ず持参するようにしてください。

トレイルランニングでの行動食はジェルと呼ばれる、小分けにされたゼリー状の食べ物が主流で、だいたい一袋あたり120kcal程度のエネルギーを補給することができます。

ジェルの摂取の目安としては、おおよそ30分に1個摂取すると良いと言われています。エイドでもエネルギーを補給できることを考えると、ショートコースの場合、4つほどあればちょうど30分に1個摂取することができると思います。少し予備があると安心なので6つぐらい持っていくと良いかもしれません。

また、レース後半体が重くなってきたあたりで、カフェイン入りのジェルを摂取すると元気が出てきたりするので、6個のうちの2個ぐらいをカフェイン入りのものにして、後半摂取するのもオススメです。

こちらは、エネルギー補給ではないですが、発汗でなくなるミネラルを補給するサプリメントです。飲料水のパートでも触れましたが、カリウム、マグネシウムといった電解質が発汗とともに流出しますので、こまめに補給しておくと熱中症を回避できます。こういったサプリでなくても、塩あめなどでも代用することもできます。

 

行動食まとめ
  • ショートコースでは、ジェルは最低4個。予備として2個を加えて6個あると安心
  • カフェイン入りのものを2つほど持っておくと、後半の失速に元気を注入することができる
  • エネルギー以外にも、ミネラル補給のための塩飴などを持っていくと効果的

 

 

山の天気は変わりやすい。レインコートについて

想像以上に10月の斑尾高原は寒いので、雨で体を濡らすことは大変危険。雨具をしっかり準備しましょう。

晴れの予報であったとしても、山の天気なので絶対ということはないのと、10月の斑尾高原は想像以上に寒いです。特に7:30のスタート時に雨が降るとなると、雨から身を守るものを用意しておかないと、せっかくの楽しいトレランもただの苦行になってしまいます。

ロードでは、よくビニールカッパを利用しますが、足もとの悪いトレイルでロングコートを着ることは大変危険ですし、枝などに引っかかると簡単に破れてしまうので、ビニールカッパの利用はオススメしません。

レインコートは、ちゃんとしたものを購入すると高価なものなので、悩むところではありますが、ぜひ、上下セパレートのレインコートを購入しておいてください。

汗抜けなどは期待できないかもしれないですが、アマゾンなどでも3,000円代で購入することができるようです。

 

山の危険から身を守れ。熊鈴、ポイズンリムーバー、健康保険証

斑尾高原に限らず、熊やスズメバチと行った危険生物から身を守る準備も欠かさないようにしましょう。特にロングコースでは、毎年のようにススメバチが目撃され中には刺される人もいます。

推奨品となっている、熊鈴とポイズンリムーバーですが、熊鈴は熊よけの鈴だと知っている人が多いのではないかと思いますが、ポイズンリムーバーについては知らない人も多いと思います。

こちらも、アマゾンなどで検索すると色々な種類のもの見つかりますが、スズメバチに刺されたり、毒ヘビに噛まれた際に、体内から毒を除去するための道具となります。

画像のような注射器のような道具で、先端の吸盤で患部を覆い、ピストンをグッと下げることで肌に吸い付き、毒を吸い出します。

こんな風に肌に吸い付き、毒素を吸い出します。

使い方などは、機器によって少しずつ違うと思いますので、しっかり説明書を読んでおいてください。

また、こちらは必携品となっていますが、万が一に備えて保険証をご準備ください。

 

熊鈴、ポイズンリムーバー、健康保険証まとめ
  • 熊よけ、スズメバチや毒ヘビから身を守るために熊鈴、ポイズンリムーバーを携行
  • また、万が一に備えて健康保険証を持っていく

 

 

その他の携行品のご紹介

その他のレースでは必携品となっていたり、もしもの時にあると良いと思われるものも参考までにまとめてみました。

もしもの時にお金は持っておきたいところです。ただ、お札だと汗でびしょびしょになり自販機で使えなくなったりするので、自分は500円玉を2枚持ち歩くようにしています。

ワセリン。長い距離を走るとTシャツやパンツが肌にスレて痛くなってくることがあります。ワセリンを塗っておくとスレが軽減されて快適です。事前に塗ることはもちろん汗で落ちてくるので、途中のエイドで塗り直したりします。

テーピングと救急セット。転んだ時の止血など応急処置をするためや捻挫などの手当をするために持ち歩いています。

こちらはホイッスル。ザックについているものもありますが、音が小さいので、専用の大音量のものを一つ持っています。万が一遭難した際など、音を鳴らして場所を知らせるために使います。

エマージェンシーシート。こちらも遭難した際など、広げて体を包むことで体温を逃がしません。500円程度で購入できて場所も取らないので、極寒の山の中で一夜過ごすことを想像すると、持っておきたくなる品です。

簡易トイレとビニール袋。トイレはエイドで済ませますが、どうしても間に合わない場合に利用。自然の中で用を足すのに何が問題?と思われるかもしれませんが、レース参加者全員がエイド以外で用を足してしまうと、生態系への影響も少なくありません。どうしても我慢できない場合に持ち歩いています。

 

といった用具を、自分はレースによって足し引きするのが面倒なので、いつも一つのバックにまとめて持ち歩いているのですが、日頃の練習などの時にもこちをザックに詰めるだけなのでとても便利です。

 

以上。斑尾高原トレイルランニングレースに向けた携帯品のご案内でした。

記載の通り、以下は必携品となりますので必ず準備をお願いします。

  • 飲料水
  • 行動食
  • 雨具
  • 熊鈴
  • ポイズンリムーバー(推奨)
  • 健康保険証(推奨)

しっかり準備して、極上のトレイルを楽しみましょう!